2019/07/11 07:00
農薬をつかわずに育てる。
一株ごとに手で刈り取り、乾燥作業もすべて手作業。
ショップで販売しているラベンダー製品のすべて、
この畑からとれたラベンダーを使い、ひとつひとつ手作業で作っています。
農作業でも、花の仕事がおもしろいらしい。
そんな話をきいて、アルバイトにやってきた北海道。
ラベンダーがどんな植物かも知らず。
そして、春から夏へ移り変わり、一面をおおう紫のじゅうたん。
夕日に照らされ、風にゆらゆらときらめくラベンダーは、本当にきれいでした。
一面に立ちこめる優しい香り。
心なしか、ラベンダー畑周辺は、ほのかに暖かいと感じました。
生のラベンダーは、ドライフラワーとは違って、しっとりとした手触り。
香りも、さわやか。それでいて、包み込むような優しさもあります。
これは、実際に、北海道のラベンダー畑でしか感じられないものかもしれません。
その包み込まれる、さわやかな優しさ。
生の時にしか感じられない、香り、手触り。
色も、ドライフラワーとは全く違います。
いつの間にか、ラベンダーのそばにいたいと思うようになり、遂には農家になり、
農薬をつかわずに、ラベンダーを育てるようになりました。
本物の活きたラベンダーを、感じていただきたい。
そして、少しでも、ラベンダーと共に、穏やかなひとときを過ごしていただきたい。
そんなことを思いながら、自分たちの手で育て、収穫したラベンダーの箱詰めをしていきます。
生花なので、日持ちがしませんが、
活き活きとした紫の花と、鮮やかな茎のグリーンの対比も、見るたびに美しいと感じます。
ラベンダーはドライフラワーになっても、
その姿・香りで、見る人たちをやさしく包んでくれます。
生花ならではの、ラベンダーを編みこんで作る「ラベンダースティック」
季節の花と合わせた、フラワーアレンジメント。
スワッグ・リース作り。
小さな束をたくさん作って、ガーランドのようにして飾ったり。
ワインやオリーブオイルに、ラベンダーを数本入れて香りをうつしたり。
アイデア次第で、生でもドライでも、たくさんの楽しみ方があります。
1年に一度。
10日間ほどの、楽しみ。
手触り、香りは、この時期にしか感じる事ができません。
お花好きな方はもちろん、ラベンダーをよく知らないあの人にも、
この香り、手触りは、新鮮にうつるはず。
数日、飾ってその姿と香りを楽しんだ後は、ドライフラワーにしたり、
短く切って、袋に入れて、お風呂に浮かべたら、また、贅沢なリラックスタイムがもてるかも。
農薬をつかわずに育てた ラベンダー生花(フレッシュラベンダー)1kg
ラベンダーは生きています。
今年も、あと数日で、受付が終了となります。
花が開き始めると、お客様にお届けできる時間はわずかとなります。
この機会に、この一瞬に、
農薬をつかわずに育てたラベンダー生花を、手にとってみてはいかがでしょう?